睡眠の役割は? 〜●●が大事だった!?〜
こんにちは。
みなさん、今日の目覚めはいかがですか?
今回は、昨日の”なぜ睡眠は必要なのか?”をより深く解説していきます!
【睡眠の役割とはこれだった!?】
睡眠の役割は大きく分けて以下の5つになります。
①脳と身体の休息
②記憶の定着
③ホルモンバランスの調整
④免疫機能の向上
⑤脳の老廃物の除去
になります。
【睡眠不足が招く悪影響】
上記の睡眠の役割を基に、睡眠不足が招く悪影響を解説していきます!
①脳と身体の休息
睡眠と言えば、これが一番理解しやすいと思います。睡眠中は、脳は完全には停止はしませんが、日中より活動量を落として休息しています。
みなさんも、一度は聞いたことがある”レム睡眠”と”ノンレム睡眠”は、この脳と身体の休息に関係します。
ノンレム睡眠:脳と身体が休息モード(深い睡眠)
(この睡眠がしっかり取れているかで睡眠の質が決まります)
レム睡眠:身体のみが休息モード(浅い睡眠)
(身体のみが休息している状態で、夢を見やすい)
睡眠時間が確保できていないと、蓄積した疲労感が取れず、疲れやすい身体になってしまいます!!
②記憶の定着
次に記憶の定着です!
よく睡眠中に記憶が定着すると言われます!
記憶の定着にも、上記のノンレム睡眠やレム睡眠が関与しているのです。
<ノンレム睡眠中>
●深いノンレム睡眠は、イヤな記憶を消去する.
<レム睡眠中>
●入眠初期や明け方の浅いノンレム睡眠では、体で覚える記憶(意識せずに覚えられる記憶)が固定される
睡眠不足となると、記憶の定着が出来ずに学習効率が悪くなってしまいます。
③ホルモンバランスの調整
人の身体には、ホルモンバランスは欠かせない要素の一つです!
特に睡眠とホルモンは関係性が強くあり、睡眠不足となるとホルモンバランスが乱れてしまいます。
睡眠不足や長時間の睡眠をしてしまい、生活リズムが崩れてしまうとホルモンバランスが乱れてしまい、身体の不調が現れます!
ちなみに睡眠不足となると食欲を増すグレリンというホルモンが増加し、食欲が増してしまいます…
結果的に体重増加につながり、太ってしまいます!
④免疫機能の向上
睡眠は、免疫機能にも影響を与えます!
免疫機能は自律神経(興奮状態とリラックスを無意識にコントロールする神経)とホルモンバランスによってコントロールされています。
睡眠不足で自律神経とホルモンバランスが乱れると、必然的に免疫機能が低下し、病気になりやすくなります!
⑤脳の老廃物の除去
脳には、脳脊髄液と言われる物質があり、脳の栄養補給や老廃物の除去、脳の保護してくれています。
脳も呼吸していると言われており、その脳脊髄液の循環には、頭の骨の動きが重要になります。
私たちの頭の骨も、微妙に動いており、その微妙な動きにより脳脊髄液の循環を促しますが、睡眠不足になると頭の微妙な動きが悪くなり、循環ができず脳に老廃物が溜まってしまいます。
老廃物の中には、アルツハイマーの原因と言われる”アミロイドβ”などがあり、認知症の原因になったりもします。
【簡単にできる解決策】
①生活習慣のリズムを固定する
生活習慣のリズムがバラバラだと体内時計は乱れてしまいます!
特に起床時間と寝る時間はなるべく固定しましょう!
②睡眠時間は最低でも6時間以上が確保しましょう。
睡眠時間には、諸説ありますが、身体や脳を休めるためには最低でも6時間以上は睡眠時間を確保したほうが良いです!
③就寝前の90分程度前に入浴を行う
生理的な眠気には、体温が関係しているので、なるべく浴槽に浸かり、一時的に体温を上昇させることが重要です!
④寝る前は脳が覚醒するようなことは控えましょう!
スマホでゲームや仕事の続きなどはなるべく控えて、脳の回転数を抑えて上げることが大事です!また早く寝て早起きして仕事などをすると、脳もリフレッシュされ仕事効率もあがります!
⑤不安で眠れない
そんな時は、紙に不安なことを書き出して見ましょう!そうすることで、不安が少し解消され、眠りにつきやすくなります。
【まとめ】
睡眠の役割を簡単にまとめると
①脳と身体の休息
②記憶の定着
③ホルモンバランスの調整
④免疫機能の向上
⑤脳の老廃物の除去
になります。
日中のパフォーマンスには、睡眠が重要であり睡眠の質が病気や不調の原因となることも多いです!
最近、不調な方や睡眠に悩んでいる方は是非一度、ご自身の睡眠を振り返って見てください!